[2019-11-25]《三体》| 感想

清水悠安
面白いという感想よりも、作者の構成力と知識が凄いという感想を先に持った。コンピュータを人力でやるという発想は本当に感嘆した。SF面の緻密さと複雑さはもちろん、ミステリー面を見てもよくできていると思う。黒幕が分かった瞬間は、思わず声が漏れた。そして黒幕の過去が分かるにつれて物語の謎を全て回収していき、全貌が分かった時は、やはり作者の力量にただただ感服する。絶望的な状況を、人間とイナゴに例えて希望を見出す展開は、とてもいいセンスだと思う。すごい小説を読んだなあ。はやく続編の翻訳を！

比起说感觉有趣，不如说作者的构成力和知识更为出色。用人力模拟计算机的想法真是令人钦佩。 我认为，作为科幻小说的缜密性和复杂性自不必多说，就连推理性来看也是非常出色。 当知道幕后黑手的瞬间，我不禁感慨了。而且随着对幕后黑手过去的了解，故事的谜团慢慢全部收回了，当全貌展现出来时，对作者的实力我只能是佩服了。把绝望的情况比喻成人类和蝗虫，之后寻找希望的发展感觉非常好。我真的读了一本很厉害的小说啊。赶快翻译续集吧！

Minato Japan
いちおう読了、という感じ。いろんな評価評論を読む必要があるタイプの本かな、と。続きも読んでみたい。

大致读完了。我觉得这是那种看完后，需要阅读各种评论的书。我还想继续读下去。

datemaki
いや、本当にあっという間に読み終えてしまった。序盤はイーガンの「万物理論」っぽい惹きがあるなとも思ったけれども。場面展開や緩急の付け方がちゃんとエンターテインメントしていて、読む者を飽きさせない。 3次元の存在が2次元の存在に対してそれらが認識しえないところから介入できるように、高次元の存在は3次元の存在に任意に介入できる、ってのは個人的に好きなモチーフ。 ところで、続編の翻訳はいつになるのかな…？続きが待ち遠しすぎて、全三部の翻訳が完了するまで手を付けない方が良かったかも…

不会吧，真的是一眨眼就看完了。刚开始的时候，我觉得有点像读格雷格·伊根的《万物理论》，很吸引人。场面的展开和快慢的安排都很有娱乐性，不会让读者感到厌倦。我个人最喜欢的点子是，高维的存在可以任意干预三维的存在，就像是三维的存在可以从任何意想不到的地方干预二维的存在。 顺便问一下，续集的翻译是什么时候开始... ？ 因为等不及了，所以我想在全部三部曲都翻译完成之前，最好还是不动手了...

豚王🐖
物理学に興味が湧いた

让我对物理学产生了兴趣

かげろふ
これはおもしろい！評判になるのがよくわかります。喧騒が直接五感に響いて来るような狂騒シーンの描写に個人と社会の乖離を強く意識させられた後、続く推理小説的な事件背景を探る展開では見え隠れする超越的な神の存在を意識させられ、読むほどに目が離せなくなりました。何よりもストーリーの根幹を読者にVRゲームで追わせる仕掛けが上手いと感じます。この点だけで諸手を挙げて賞賛したいほどでした。理系脳にニヤリと来るネタにも大満足。続きも期待します。

太有趣了！我明白了广受好评的原因了。混乱场面的描写影响到我的五感，强烈意识到个人与社会的背离之后，继续探寻推理小说式的事件背景，让人意识到隐藏着的超越神的存在，越读越离不开视线了。 最重要的是，我觉得让读者在VR游戏中，追逐故事主干的手法很厉害。就凭这一点，我都想举手称赞了。对理科大脑的笑点也非常满意。继续期待中。

きっきまま
やっと読み終えたって感じです。私の物理的知識？が全くの不足につき、脳内で変換不能な場面が多く、まさに修行であった。ストーリー展開は面白かった。第二部でどんなコンタクトなのかワクワクするけど、読む気が起こるかわからん。

一如既往
感觉终于读完了。我的物理知识完全不够，大脑中有很多无法转换的场面，这真是一种修行。 故事的发展很有趣。虽然很期待第二部会有什么样的联系，但是不知道会有读的动力。

geshi
文化大革命に始まり、科学者の連続自殺、〈ゴースト・カウントダウン〉の謎、リアルなＶＲゲーム「三体」と章ごとにツイストするストーリー展開に乗せられ。サスペンスあり謎解きあり、人類の暗部と光をきっちり見せてエンタメとして面白ければ、そりゃあ売れますわな。科学的考証は置いておいて、マクロからミクロまでＳＦマインドをくすぐられる超技術のイメージが見事。そして並み居る科学者たちがリスクに立ち止まるのを押しのける史強がカッコイイこと！

故事从文化大革命开始，科学家连续自杀，“幽灵倒计时”之谜，VR游戏「三体」和每章扭转的故事展开。有悬念，也有谜团，它可以让你充分看到人类的阴暗面和光明面，如果作为有趣的娱乐小说，肯定也能畅销。撇开科学考证不谈，从宏观到微观都能非常出色地激发科幻思维的超技术形象。还有，史强阻止了在一起的科学家们陷入危险之中，真是太帅了!

Kk251
ストーリーから世界観まで圧巻だった。 三体の仮想世界が好きだった。 絶滅危惧種の燕の話には、なんとも言えない人の業の深さを考えさせられた。

从故事情节到世界观都是压倒性的精彩。我喜欢三体的虚拟世界。里面关于一种燕子濒危亚种的故事，让我不得不思考了人类行为的影响深度。

kochi
文化大革命の犠牲者の一人である物理学者の葉文潔は、偶然から巨大なパラボラアンテナを備える施設の秘密研究に関与する。その研究が人類にもたらすことになる影響は、予想をはるかに超えるものとも知らず… いきなり文革から始まり、面食らうが、第2部に突入するや、謎は次々と明らかになり、また新たな謎が現れ、ページを繰る手が止まらないとはまさにこのこと。タイトルの「三体」は作品中にズバリそのままで出てくるのだが、物理の問題にまさかこういうストーリー展開への使い方があるなんて、と驚くばかり。2巻、３巻が早く読みたい。

作为文化大革命的牺牲者之一的物理学家叶文洁，一个偶然的机会，参与了巨大天线设施的秘密研究。并不知道这项研究对人类的影响，远远超出了预期... 突然从文化大革命开始，虽然有点困惑，但是当进入第二章的时候，谜团就一个又一个的揭开了，然后又有新的谜团出现，这就是我不停地翻书的原因。标题的《三体》在作品中就这么直接的出现了，令我感到惊讶的是，在一个物理问题上，竟然能展开出这样的故事。我想快点读到第二、第三部。

いくらとど
最後の史強かっこよすぎんか

最后的史强也太帅了吧

nene
評判どおり、すごいスケール。映画化したらおもしろいだろうな。

正如评价的那样，规模很大。 拍成电影一定会很有意思的吧。

パトラッシュ
映画になっても理解できる人がどれだけいるか。

即使拍成了电影，有多少人能理解呢？

せいこ
やっと読み終えた。世界中で大ヒット、読メさんたちの感想も絶賛が多かったように思う。しかしわたしには、、すごく難しかったಥ_ಥ。2部読むか悩むなあ。

终于读完了。在全世界大受欢迎，读者们的感想也是赞不绝口。但对我来说... 真的很难理解ಥ_ಥ。不知道要不要看第二部。

バルサン聖人
はい、今年下半期海外小説ベスト3決定。むしろこれを超える小説があったら読ませてくれ。分厚い中華的な伝奇小説の、空想と現実の境を超越する世界観にSFミステリのドキドキと幼年期の終わりが重なった超大作。この本はすごい。全読書人必読クラス。大傑作でした。

是的，确定了今年下半年前三名的海外小说。如果有比这更好的小说，就请给我推荐吧。这是一部厚重的中华科幻小说，超越幻想和现实的世界观，再加上科幻推理小说的紧张和类似《童年末日》的超大作品。这本书很棒，所有读者必读。这是一部伟大的作品。

テツヲガルーダ
エンターテイメントとして面白かった。でもＶＲゲームの場面は本当に必要なのかなと少し思った。

作为娱乐很有意思。但是我想，VR游戏的场景真的有必要吗？

Aburatani_Sama(Ayumi_2653)
中国人が書いたSFとはどんなものかと思って読んでみましたが、恐らく今までにない過酷な星で独自の生態、政治体制をとる宇宙人「三体」が登場します。現代の話と文化大革命時の話が交互に出てきたり、難解な科学や数学用語が出てきますが、かなり面白かったです。全三部作とのことなので、早く続きが見てみたいです。また、映画ないしアニメ、ドラマ化した方が三体をイメージしやすい気がするのですが、難しいですかね……

我想看看中国人写的科幻小说是什么样的，所以就读了。在一个残酷无比的星球上，有着独特的生态系统，有着独特的政治体制的三体星人。 现代故事和文化大革命时期的故事交替出现，虽然出现了难以理解的科学和数学术语，但还是相当有趣。因为是三部曲，所以想快点看看接下来的内容。另外，我觉得拍成电影、动画或者电视剧，会更容易理解三体，这挺难的吧.....

ピロシキ
「この私が！こんなにも読了に時間をかけさせられるとは！！よくも、よくもぉお～ッ！！」と楽しまされもしてしまった。 一旦この物語世界に没入してしまえば、この作品内に出てくるヴァーチャルゲーム：三体に参加したゲーマーのように圧倒され、翻弄され、感心しまくるしかない。

“这样的我！竟然能花这么多的时间看完！！好啊，好啊~！！”让我高兴得不行。一旦你沉浸在这个故事的世界中，就会像作品中出现的虚拟游戏《三体》中的游戏玩家一样，被压倒、被愚弄，只能满怀钦佩了。

とっしー
話題の中国SF。期待通りのスケール。中国の近現代史もしっかり拾い、そして宇宙へと広がる。それにしても、宇宙はやはり恐ろしい。個人的にはホラー小説とも言える。さて、こちらは三部作の一作目とのこと。結構なボリューム感だったが、2作目はこれの5割増し、3作目はなんとこれの倍のボリュームとか。続編の2作目は2020年の予定らしい。読みたいような、怖いような。。でもやっぱり読んじゃいそう。

热门话题的中国科幻小说。正如我预期的那样宏大的规模。中国的近现代史也好好利用起来，然后扩展到宇宙。尽管如此，宇宙还是很可怕。 就我个人而言，这也可以说是恐怖小说了。那么，这是三部曲的第一部。第二部厚度增加了50% ，第三部厚度增加了两倍。第二部续集的翻译预计将在2020年完成。虽然想读，但是有点吓人。。 最后我还是会读的。

侘び寂び侘助
SFと構えて読み始めたが、予想もつかない始まりだった。そこから、徐々に宇宙へと世界が広がっていくこの流れはエンターテインメントの極地だと思う。また、そこにこれまでの宇宙に関する研究結果をねじ込み、さらに、近代物理の領域へも踏み込む。これが3部作の内の第1弾となると、今後の展開は全く予想できていないし、楽しみでしかない。

虽然我带着科幻小说的视角开始阅读，但却是个意想不到的开始。从这里开始，世界逐渐向宇宙扩展，我认为这就是有趣的极致。另外，再将我们目前对宇宙的研究结果和现代物理学的领域渗入作品其中。如果这是三部曲中的第一部的话，那么今后的发展将完全出乎意料，只能好好期待了。

蟹
ようやく読了。特に中盤のサスペンス的展開に一挙に引き込まれた。文革が今の中国でどのようにとらえられているのかという点でも興味深かったし、最後には強いメッセージ性も感じた。

终于读完了。尤其被中场的悬念一下子吸引住了。 如今的中国是如何看待文革的这一点也很有意思，最后也感受到了强烈的信息性。

Sergei
お願い早く第二部を下さい！ 久々のSF小説を読みました。冒頭は文革の暗部から、いきなりのサスペンスと冒険。

拜托，快出第二部吧..！ 读到了久违了的科幻小说了。从文革的阴暗部分开始，突如其来的悬念和冒险。

sababanana
スケールデカすぎて何が何だか。

规模太大了，搞不清楚什么事什么了。

jima
すごいSF。ついていけない、わからない部分もいっぱいあったけれど、3つの太陽やら、バーチャルやら・・。

很厉害的科幻小说。有很多地方我不明白，跟不上，三个太阳啊，虚拟世界啊...

きさい
話題だったのと、好みだったので買った。「物理学など存在しない」にワクワクし、人類には理解不可能などんな法則で突き進むんだろう！まだスケールが膨らむようなので楽しみに待ちたい。

因为是话题作品，又因为爱好，所以买了。 对“物理学根本不存在！”这句话感到兴奋，人类会以怎样的法则向前迈进呢！因为规模还会扩大，所以很期待。

藤宮はな
凄い。超物凄いスケール。これがまだ第一部って後二つどんなんなの。ハードSFだし(訳者あとがきにあるように狭義のそれではない)、異星の知性体とのコンタクトものであり、人類滅亡との対峙でもあるし、更に文革の事から始まる中国史をちゃんとなぞってもいるし、タイトルにもある通り三つの物質間の引力やらの問題を扱った三体問題が絡むゲーム世界と、そのゲーム世界がモデルにしたその異星の三体世界での過酷な環境もある。中国国内の科学事情も入って来て、やはり大森さんが言うように中国でしか出て来なかった、物凄い傑作中国SFです。

很厉害。超级厉害的规模。这还是第一部，不知道第二部分是什么样的？是硬科幻（如译者后记中所写，并不狭义），既是与外星智慧生物的接触，又是与人类灭亡的对峙，而且很好地描述了从文革开始的中国近代史， 正如标题那样，涉及到三个恒星之间的引力问题，在这个游戏世界模仿的三体世界里，也是残酷的环境。中国国内的科学研究也进入作品了，正如大森先生所说，这是一部只有在中国才能出现的科幻小说，伟大的杰作。

Mr.deep
言葉を失うレベルで圧倒されました。感想はありすぎて書ききれませんのでとりあえず一言だけ。「早く中国語習わなきゃ」

被震撼到哑口无言了。 因为感想太多了写不完，总之就一句话 “得赶快学中文了”

いっしー
予備知識なしで読み進めた。後半のスケールの大きさに驚いた。そして読了してびっくり、続編があるのか。読むのにかなりの時間とパワーを要するので、続編は読まないかもしれない。

在没有任何预备知识的情况下阅读了。我对后期规模的大小感到惊讶。然后读完后还大吃一惊，还有续集吗？阅读三体需要相当长的时间和精力，所以我可能不会读续集了。

みや
文化大革命から、人類と三体文明への接触…SFの裏側に現代中国の問題点を浮き彫りにした、読み応えのある作品。この作品の中国初版は2006年みたいだけど、今もこれだけの言論の自由はあるのかしら…？ 三部作ということで、続きの二作が邦訳されるのが楽しみである。

从文化大革命到人类与三体文明的接触... 在科幻小说的背后刻画了近代中国的问题，值得一读的作品。这部作品的中国第一版好像是在2006年，现在还有这样的言论自由吗... ？ 因为是三部曲，所以很期待接下来的两部作品翻译成日语。

滑稽ウツボ
本ではなく、AmazonのAudibleで17時間半かけて聴いた。中国でもっとも読まれている国産SFらしいが、その評判に違わぬ内容だったと思う。主人公と共に一体世界に何が起きようとしているのか？自分は一体何に巻き込まれようとしているのか？という疑問が少しずつ明らかになっていくのが楽しい。続く2部、3部も早く邦訳が出てほしい。

不是看书，而是用亚马逊听书听了17个半小时。听说是在中国最受欢迎的国产科幻小说，我认为内容与它的评价是吻合的。这个世界到底会发生什么？ 和主角一起，思考世界到底发生了什么？ 自己到底会卷入什么事情？这样的疑问逐渐浮出水面，真是令人愉快。希望接下来的第2部和第3部也能尽快出日语翻译。

kinaba
☆ 話題だったので読んでみた。なるほどこれでもかとエンターテイメント盛り沢山で面白い。胸が熱くなるのはやはり、400年あれば異星の超文明さえ追い越せる、それを基礎研究が担う、という人類と科学の未来への矜持に支えられているところだなあ。

因为是话题性作品，所以读了一下。 原来如此，丰富多彩的情节，非常有意思。更让人热血沸腾的是，如果有400年，我们甚至可以超越外星的超文明，而基础研究将担负起这一使命，这是人类和科学对未来的骄傲。

のりまき
Audibleにて。やはりSFは面白い。よく分からないところも多いけど。前半と終盤ではだいぶ趣きが異なるように感じた。中華SFがここまで楽しめるとは思わなかった。オススメです。

在Audible上听完了。 果然科幻小说很有意思。 虽然有很多地方不太清楚。 前半部分和后面的气氛感觉有很大不同。 真没想到中华的科幻小说能享受到这么大的乐趣。很推荐。

ジャムB
ラスト、史アニキのステキなセリフからの予想外のハッピーエンド。

最后，从大史口中出来的精彩台词，迎来了意料之外的圆满结局。

おりこ
ゴーストカウントダウンは複雑な気持ちである。でも虫だからって落ち込むことないよね。この勢いで続きを読みたいから待てばよかったかなあ。

幽灵倒计时让心情很复杂。但是就算是虫子也不要感到沮丧。我想用这样的势头继续读下去，所以要等等了吧。

うららん
とても話題になっていたので気になり手に取ってみましたが私には少し難解でした。何とか大枠を理解出来たかな。三部作なので最後まで挑戦してみようとは思う。

因为三体是一个非常热门的话题，所以我试着阅读看看，但是对我来说有点难以理解。总算才明白大局了。因为是三部曲，所以想挑战到底。

キキハル
読み応えのある一冊だった。文化大革命から始まった物語は、時代を交錯し人物の視点を変えて進んでいく。加速して引き込まれるほど面白いのだが、特にゲームにおける「脱水」と「吸水」のシステムが興味深かった。だって便利すぎるだろう(笑) 次巻はもっと分厚いらしい。集中力と根気が持つか心配だ。

这是一本值得一读的书。故事文化大革命开始的，交替着时代，改变着人物的视角推进。甚至感觉越来越有吸引力，尤其是游戏中的“脱水”和“吸水”系统非常有趣，因为太方便了吧，哈哈。听说下一部好像更厚了。真担心我的注意力和毅力。

Kissy
知識不足で理解できないところもたくさんだけど、スケールが大きくてまさにSF！残りページも少なくなるのにどうなるのか…と思っていたら、三部作なんですね。次作も楽しみです。

虽然有很多地方因为知识不足而无法理解，但是规模非常大，不亏是科幻啊！担心剩下的页数也越来越少了... 但这么一想，这是三部曲，不是吗？下一部也很期待。

見もの・読みもの日記
歴史とフィクションの接続のしかたが非常に面白くて、ずっとハイテンションで読み続けた。特に、文化大革命という、中国近現代史の最も悲惨な経験が、人類と地球外知的生命体の出合い方を決定づけるところ。新しい「傷痕文学」なのかもしれない。

历史和虚构的连接方式非常有趣，一直很兴奋地读下去。 特别是，文化大革命这一中国近现代史上最悲惨的经历，决定了人类和外星智慧生命的相遇方式。 也许是一种新的“伤痕文学”吧。

summergirl
凄すぎ！大学が理系で、学生の頃に、この小説の最初にでてくる、沈黙の春も読みました。早く日本語版でて！！って思いました。現実世界に戻れないです（笑）。

非常棒！我大学是学理科的，我记得在大学时代读过这本小说开头出现的《寂静的春天》。快点出下一部的日语版吧! ！我回不去现实世界了 哈哈。

中津川文美敏
大変面白く読ませてもらいました。初めの部分で、毛の色々な政策の失敗がこんなに堂々と書かれていて、現在の中国への言論統制に対する自分の認識が、少し違ってきました。文革当時の森林破壊や、文化の破壊、科学これほど徹底的にだめにすることが身にしみてこわくなりました。三体はゲームなのか現実なのか読んでいて途中からわからなくなってしまって、よけい面白く感じました。最後ほんの少し希望を持った終わりかたもよっかたです。

读起来非常有趣。开头部分如此堂堂正正地记录了近代中国各种政策的失败，让我对目前中国言论控制的认识，有所不同了。文革时期的森林破坏，文化破坏和科学的彻底破坏，让我深感恐惧。当我读到三体时，是游戏还是现实，已经不清楚了，这让我觉得更加有趣。最后怀着一点点希望的结尾方式，也很好。

Masayuki Shimura
【宇宙の最後の秘密がすべて明かされたとき、人類はそれでも生存しつづけられるだろうか。自信満々にイエスを言える人間は、実際には浅はかだ。なぜなら、その秘密がなんなのか、まだだれも知らないのだから】（文中より引用） スケールの大きさとそれを支えるディテールの精密さ、そして物語全体を貫くテンポの良さが相まり、ページを繰る手が止まらない読書体験でした。大風呂敷の広げ方とその回収の仕方もまた見事。評判に違わぬSFの名作だと思います。 三部作ということなので続編も楽しみ☆５つ

“当宇宙最后的秘密被揭示出来时，人类还能活下去吗？能够自信地说是的人实际上是肤浅的。 因为，谁也不知道那个秘密是什么” （引用文中）尺度的大小和支撑其细节的精确性，以及贯穿整个故事的节奏，恰到好处地结合，是一种让人欲罢不能的阅读体验。展开大包袱的方法和回收的方法也非常漂亮。我认为这是一部名副其实的科幻名作。因为是三部曲，所以很期待续集，5星。

やんげき
読んで良かった！これが、アジア人初のヒューゴー賞作品！ 時間かけすぎて、途中すでに忘れつつあるけれどなるほど、文化大革命を知っている中国人にしか書けないニュアンスや雰囲気があるし、そういった環境や国内政治を背景にしながらも描かれているものは物理、天体を主体にした人間世界そのものへのアプローチ。今しか書けないような気がするし、それでいて十分にクラシックたる豪快さと精緻さがある（三部作らしいから後に策によるけど） 終盤からのセンスオブワンダーな展開が個人的には好きでした。

我很高兴能读到了！这是亚洲人的第一部雨果奖作品！ 尽管时间太长了，我已经逐渐忘记了一些细节，但这是只有了解文化大革命的中国人才能写出来的氛围和感情，在这样的环境和国内政治背景下，描绘的是一个以物理和天体为主体的人类世界。感觉只有现在才写得出来，却又有十足的古典豪迈和精致感 (貌似是三部曲，保留意见) 我个人很喜欢从最后开始的绝妙展开。

Gabachom
最初はSF的要素は全くありません。中国で科学者への弾圧が描かれていき、ある施設へと話が展開し… しそう、人間社会、技術、物理がからみ、お笑い的要素も入って、久しぶりに重厚なSFに出会えました。

一开始完全没有科幻的因素。描绘了对科学家的镇压，然后故事发展到了某个设施... 之后人类社会、技术、物理交织在一起，也加入了搞笑元素，我遇到了久违的厚重的科幻小说。

inarix
文化大革命の狂気の中で人類への失望と憎悪を心に刻み込んだ物理学者・ウンジェ。彼女が宇宙へと発信したメッセージが人類を滅ぼす異星文明を呼び寄せる。それは地球の物理を狂わせ、科学を殺し、物理学者となったウンジェの娘をも自殺に追い込む。それでも彼女は人類滅亡を望むのか？未知の存在に知性で対抗する展開なのに、それがどうしようもなく野蛮な結果を生み出してゆく「人列コンピュータ」「古筝作戦」が圧巻。現在と未来を描きながらも古代中国のもつ原始的な、無尽蔵の生命力が読者に生々しく迫る。圧倒的絶望感に満ちた中国発SF小説。

在文化大革命的疯狂中，将对人类的失望和憎恶铭刻在心中的物理学家叶文洁。她向太空发出的信息引来了毁灭人类的外星文明。它扰乱了地球的物理学，扼杀了科学，还把物理学家的女儿推向了自杀。即便如此，叶文洁她还是希望人类灭亡吗？以智慧对抗未知的故事展开，却无可奈何地产生出野蛮的结果“人列计算机”、“古筝计划”。 在描写现在和未来的同时，古代中国所具有的原始、无穷无尽的生命力生动地向读者展现出来。这部中国的科幻小说充满了压倒性的绝望。

ヨコタマ
やっと読み終えた。と思ったら三部作なんですね… いつ日本語版の続き出るんだろう？ 読み進めるごとにドンドン引き込まれていった。 文字通り次元の違う技術を持った三体世界とこれからどう戦っていくのか、虫ケラの意地を見せて欲しい。

终于读完了。不过这么一想，原来是三部曲啊... 什么时候会出日文版的续集呢？ 每读一遍，就又会被吸引住了。正如文中所示，拥有不同次元技术的三体世界，今后将如何战斗呢？还想看到虫子们的倔强。

neli
なんだこの爽快感は

这种爽快感，是怎么回事？

タカユキ
時間と空間を縦横無尽している物語。冒頭のエピソード、予期せぬ展開、バーチャルとリアルが交錯する世界にすっかりとハマってしまった！タイトルの「三体」はモノが２つまでは正確に動きが計算できるが、３つになると定める事が出来ないという古典力学からきたもの。文化大革命の知識人の虐待という陰惨なエピソードから現代の基礎科学研究者の連続自殺という奇怪な事件。やがて地球外知性からの接触という壮大なテーマが浮かんでくる。悠久の歴史と近代の政治闘争を経験した中国だからこそ描けたのかも知れない。

在时间和空间上纵横交错的故事。 开头的小插曲，和意想不到的发展，虚拟与现实交织在一起的世界，让我沉迷了！标题中的“三体”指的是：虽然我们可以精确计算出两个物体的运动轨迹，但在经典力学却不能确定三个物体的运动轨迹。从文化大革命对知识分子的虐待，这个阴惨的插曲到现代基础科学研究人员的相继自杀，这个奇怪的事件。不久，来自外星智慧的接触，这个宏伟的主题就浮现了出来。也许正因为中国经历了悠久的历史和近代的政治斗争，所以才能够描绘出来这样的场景。

esoterium8
はじめの方イーガン「万物理論」っぽいなあと思っていたら全然違う方向にいってびっくり。「過激派が異星人を外患誘致したらこうなる」みたいな感じか。 ここから地球人がどのように智子をくぐり抜けて科学を発展させて行くか期待。

开始读的时候，我觉得这看起来有点像伊根的《万物理论》，结果故事走向完全不同，吓了我一跳。就像“激进派邀请外星人过来的话，就会变成这样”的感觉吧。期待地球人如何绕过智子的阻碍，从而发展科学。

よーさい
まず言わなければならない。すごく面白い。生物、物理、天文、そして人間について描かれた、まさしくサイエンスフィクションだと強く感じた。390ページあたりからは難解で理解は及んでいないが、逆に理解が及ばないもの、と認識することでこの作品の面白さを享受できる。恥ずかしながら三体問題というのは本書で初めて知った。がっつりサイエンスなので、物理なり天文学なりを少しでもかじっていなかったら読めなかっただろう。多くの人に勧めたい作品ではあるが、面白さを理解できる人は少ないだろうことが心苦しい。2020年が楽しみである。

首先要说的是：非常有趣。 我强烈地感觉到这是一部关于生物、物理、天文和人类的科幻小说。 从390页开始，变得难以理解了，不过，反过来说，理解了难以理解的东西，就能享受到这个作品的趣味性了。说来惭愧，但从这本书上，我才第一次知道了“三体问题”。 因为是科学，所以如果连一点点物理和天文学的知识都没有的话，恐怕难以读下去吧。虽然这作品很想推荐给很多人，但是能够理解其中乐趣的人却很少，这让我感到很难过。期待着2020年（注：《三体2黑暗森林》日文版将在2020年在日本发布）。